もうすぐ楽しい夏休み・・・でもちょっと気をつけてください

医学部生の皆さんは、旅行、クラブの大会、各種イベントと、いろいろ楽しい計画を立てていることと思います。
特に医学部6年生は、来年から臨床現場に出ることになります。
そうなると学生時代のような長期の休暇というものが取りづらくなります(不可能ではありませんが)。
その最後の夏休みということで、前にも書いたようにいろいろなプランを考えているでしょうね。

しかし、しかし、特に6年生は気を緩め過ぎちゃ駄目だよー!
この最後の夏休みというのは、管理委員長の経験からも、「始まったと思ったら、あっという間に終わってしまった」という感じでした。
気がついたら卒業試験が目の前に近づいてきて、その後の国試もちらついて、あれあれ、と思ってるうちに卒業の時期になっていたという印象です。

決して夏休みを勉強だけで過ごしなさい、と言うつもりはありません。

これは沖縄の写真。

管理委員長も、もう一度君達のような若さを取り戻せたら・・・君達の時期に戻れたら・・・。
そうしたら、きっとこんな綺麗な海や山で夏を満喫し、彼女とデートもして(管理委員長は6年生の時は失恋していたような記憶があるぞ)、当然勉強もしっかり計画的にこなして、充実した秋を迎えられただろうなー。
(でも管理委員長は、あまり反省しない人だから、きっと同じような生活をしてしまって、また焦って秋を迎えるんだろうなー(後悔))

ということで、これから楽しい最後の夏休みになりますが、勉強のことも頭の片隅においておいて下さい、という老婆心でした。

それよりも一番大事なのは、夏休みが終了して大学に戻った時、みんな元気な顔で集合できること。

どうしてこんなことを言うかというと、管理委員長が6年生夏休み前の授業で、解剖の教授から同じことを講義中に涙ながらに言われました。
その教授は夏休み中の事故で医学部生が一人亡くなられ、その子と急に会えなくなってしまったことをずっと悲しんでおられました。
管理委員長を含め同級生の多くはその姿を見て、思わずもらい泣きしてしまいました。
もう彼岸の世界に旅立たれましたが、いい先生だったなー。

私は「一番の親不孝は、親よりも先に死ぬこと。仲の良い友達への一番のひどい仕打ちは、突然ずっと会えなくなること。」と想います。

ちょっとくらい成績が悪くたって、他人より要領が悪くたって、健康であれば、なんとかなるさー!!!

今回はちょっと長くなりました。

楽しい夏休みを。

ではまた、お元気よう。